タナロット寺院 |
|
タナロット寺院はタバナン地区にあります、クタ地区から車で45分ぐらいです。
タナロットという言葉の意味を説明します、タナは土地と言う意味でロットは海という意味です。したがって、タナロットは、海の上にある土地という意味になります。この言葉からも想像できますように、タナロットは、岩でできた小さな島です。島は海岸からおよそ100メータル離れたところにあります。タナロット寺院には、言い伝えがあります、今から500年くらい昔のことです、 |
|
ニラルタというお坊さんがはるばるジャワ島からやって来ました。そしてバリ島の海岸沿いを歩くうちに、このタナロットに至ってびっくりしたと言います、なぜかと言いますと、その時ちょうど空が赤く焼けていて目の前の小島が影絵のように浮き出ていたのです。そして、さらに、彼を驚かせたのは、その小さな島の上から天に向かって光がのぼっているのが見えたことです |
|
彼はタナロットには神様が宿ると考え、直ちにその寺院を作ることを決心したと言います。この寺院は、海の神様を祭るためのもので、島の上には小さな祭壇が三つ並んでいます。この寺院では、210日毎にお祭りがおこなわれます。その日が来ると、たくさんの人々はこの寺院で神様に祈ってきます。 |
|
引き潮の時に島まで歩いていくことができます、海面にちかい岩穴の中には、海蛇が一匹住んでいます、この寺院の守り神と言われています。黒と白がまだらになった海蛇ですが夜になると、海に餌を求めて出て行くそうです。 |
|
|
|